Christmasと教会

<div>昔私がまだ35歳ころの時だがまだ薬を打っていてあちこちの警察に睨まれていたころ初犯の府中刑務所を出て約2年位経った頃1人の女性と知り合った。だが私の母親がその女性を嫌っていたので勿論私の実家に泊まるようなことは出来なかった。だが昼間母親が仕事に出掛けた時私はその女性を自宅に連れて変態SEXなど行っていた覚えがある。母親が帰宅する時間を見計らって女性を外に連れて車で外に寝泊まりしていた。HOTEL代が無い時など荒川の土手に車を止めて車の中で朝を迎えたりしていた。真冬の寒い時車のヒ-タ-を利かして良く寒さを凌いでいた頃があったが私は車のリクライニングがとても嫌で中々寝付けず一時は可愛そうだったが女性を車で寝かせ私だけ家で寝ていた身勝手な時もあった。私はその女性は余り好きではなかったのだが訳あり面倒を見なくてはいけない状態になったその訳は1つ上の先輩の連れていた女性だったが何故か私の所になついてしまったのでまた行くところもなかったし色々と車で福祉を頼っては女子寮みたいないわゆる駆け込み寺とでも言うのかそんな所に連れて行ってはときより会っては薬を打ってはSEXしたりしていたが女性の方が薬の中毒に成ってしまったのだろうか?ちょくちょく私にTELして来る様になった。私はその度車を走らせその女性の所まで行ってあちこちのHOTELに行った。一度連れてくると3日間くらい帰らないので寮の方で寝泊まり禁止に成りまた私と外で寝るようになった。そんな真冬の頃丁度今時期だったろうか?Christmas近く成って来たので地元近くの教会に何とか女性と2人きりのChristmasを教会で出来ないかと述べたらOKが出たので他のクリスチャンたちのプレセントを500円位でいいので持って来てくれと言われ2人してプレゼント交換の品物をデパ-トで買いしめ私は文房具のレタ-セットを買った彼女は犬のスリッパだったろうか?Eveの日にお互い知らないもの同士のプレゼントの交換であるクリスチャンたちの品物はとても高そうな品ばかりで私としては少々恥ずかしい気持ちが先出た。<div>
余り好きではない女の面倒を見るのはとても嫌っけがあったが何か訳を聴くと児童福祉施設に入院していたのだと聞いた!ちょっと変わった彼女であったが私が罵倒した時など車で遠くに連れて行ってそのまま置いて帰って来た時など幾度もあった。何度も何度も私にTELが掛かって来たがその度無視を繰り返していたが何となく可哀そうになりTELに出たら泣きながらお願い迎えに来て!と小さな声で訴えるので眠いのにこの馬鹿がと再び罵倒しながら深夜の真冬の夜空に向かって車を走らせて行った。途中良く流れていた曲がチャゲ飛鳥のはじまりは何時も雨とか久保田利伸の雨音などの曲が流れていた覚えがある。そんな中で何年経ったろうか丁度来月Christmasに成る時期の今あの時罵倒して雨の中外へ出し何時間も何時間も私の事を待って連絡してきた彼女の事をたまに脳裏に浮かべる時があるが何とも今の歳に成って恥ずかしい事を若さゆえにしていた時の事を今になって恥ずかしく思う。今になって何も知らない素人女性に薬を覚えさせたことに対して罪悪感が感じる思いが先走るあの頃何もしてあげられない私だったがChristmasに教会でのひと時を彼女がとても喜んでくれていた顔を思い出すのが今の私にはとても辛い思いがある。<div>　了　tokyobowy 著　　(中村昭次) <div>